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*LCP住宅とは
LCP(Life Continuity Performance)の頭文字をとって居住継続性能のことです。阪神淡路震災や、東日本大震災の際には、建物自体が損傷を受けていなくても、停電のあったマンションでは、水の供給やエレベーターの運転が停止し、結果として自宅での生活の継続が難しい状況になりました。

(1)1981年に改定された建築基準法で定める耐震基準を満たすこと

(2)水の供給および1基のエレベーターの運転を同時若しくは交互に行う発電能力があり、燃料が安定継続して供給可能で、住宅外からの電力供給が途絶した場合でも、運転可能な常用発電機が設置されていること

(3)の常用発電機は、発電に伴い発生する熱の利用に努めることとし、熱の利用に必要な機能を備えること

(4)東京都LCP住宅としての登録に必要となる設備の設置・運営にあたり、居住者・住宅所有者に、原則として新たな負担が生じないこと

(5)設備の設置・運営を委託する場合、委託期間を15年以上とし、住宅所有者が受託者の業務や納税・財務の状況、委託終了後の住宅の管理等を考慮の上、契約を締結していること。等の条件を満たせば東京都のLCP住宅認定の申請ができます。

東京都では、停電時でも水の供給やエレベーターの運転に必要な最小限の電源を確保することで、東京都民が自宅での居住を継続できる性能を備えた集合住宅(LCP住宅)の住宅情報を登録・公開する制度を実施しています。http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/juutaku_seisaku/lcp_juutakujoho.htm

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