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平成26年4月23日、5年に1度国土交通省よりマンション総合調査結果が発表されました。おもな概要は・・・

マンション居住の状況
マンションの世帯主の年齢は60、70歳代以上の割合が増加して、50歳代の年齢層が減少して、マンションの居住者の高齢化が加速しています。平成25年度は60歳代以上が50.1%となり、世帯の半数以上を占めています。

賃貸率も、賃貸戸数割合0~20%のマンションの割合が増加し平成25年度は59.6%に上昇しています。

マンション空室率については空室率が減少している傾向にあり、平成25年度は、空室の無いマンションが45.7%になっています。

永住意識については、昭和55年度は21.7%でしたが年々上昇し平成25年度は、52.4%になっています。

マンション管理の状況

長期修繕計画を作成している管理組合は89%に達し順調に増加しています。

戸当たりの修繕積立金は年々増加傾向にあり、平成25年度は、平均10,783円、駐車場使用料の充当金を含めた場合は平均11,800円となります。ちなみに平成11年度はそれぞれ7,378円、9,184円でしたので1.46倍、1.28倍になっています。

耐震診断に関しては、旧耐震のマンションでは33.2%が耐震診断を実施、58.0%が実施していませんでした。その旧耐震のマンションでは耐震性に問題がありとされたものは32.6%、さらに詳細な診断を要すとされたものは18.6%、耐震性有とされたものは48.8%でした。耐震性に問題あるとされたマンションで耐震補強を実施したマンションは33.3%、今後実施予定47.6%、19.0%が実施予定は無い。となっています。

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