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最近の高層マンションの火災
2015年3月24日 広島県広島市東区 33階建て22階部分
2015年3月2日 東京都千代田区西神田 25階建20階部分

2014年12月6日 神戸市兵庫区(キャナルタウンイースト)30階建15階部分
2014年11月8日 千葉県四街道市中央(プラーサヴェール)20階建て14階部分

2013年9月20日 東京都荒川区南千住(高層都営住宅)32階建て26階部分
2013年9月6日 東京都港区港南(品川Vタワー) 43階建27階部分

高層マンション火災件数

最近の高層マンションの火災事例ですが、2013年9月に発生した火災事件で、足に障害を抱える住人(93歳)が避難階段での避難ができず、煙を吸って病院に運ばれることになりました。

これを受けて、東京消防庁は階段での避難が難しい高齢者や障害者がエレベーターで避難できるよう指導を行うこととなりました。そもそも、エレベーターの箱が入る上下の空間は火災時には煙突となる危険性があり、従来は避難にエレベーターは利用することは、かえって危険であるためできませんでした。

日経新聞によれば
「東京消防庁によると、15階以上の高層階で発生した火災は、2000年は6件だったが昨年は38件に増えた。今月20日にも33階建ての荒川区の都営住宅26階で約50平方メートルが焼ける火災があり、住人が避難。高齢化が進み、住人が逃げ遅れる懸念が高まっている。」
として
「東京消防庁は10月から階段での避難が難しい高齢者や障害者らが迅速に避難できるようエレベーターの活用を認める指導を始める」
と報じています。

(非常用エレベーターは、原則31メートルを超える建物に設置が義務付けられており、火災時に消防隊員が使用しています。今後は地元消防署に「避難誘導用エレベーター」として届け出ることで住人の避難に活用できることとなります。)

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